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心療内科

心と身体の不調に寄り添う心療内科

心療内科とは

現代社会では、職場・学校・家庭など様々な場面でストレスを受けることが多く、慢性的なストレスが心身に影響を及ぼすことがあります。
心療内科は、こうした心理的・社会的要因が関係して身体症状が現れる「心身症」を中心に、心と身体の両面から総合的に診療を行う科です。
単なる身体の不調ではなく、感情の抑えやすさ、気分の落ち込み、集中力の低下などが長く続く場合には、心療内科の受診をおすすめします。

よく見られる心身症の例

  • 循環器系: 高血圧、狭心症、不整脈、心筋梗塞
  • 呼吸器系: 気管支喘息、過換気症候群
  • 内分泌・代謝系: 糖尿病、甲状腺機能亢進症、摂食障害
  • 消化器系: 慢性胃炎、胃・十二指腸潰瘍、過敏性腸症候群
  • 皮膚科系: アトピー性皮膚炎、円形脱毛症、慢性蕁麻疹
  • 神経・筋肉系: 頭痛、自律神経失調症
  • 婦人科系: 月経前症候群、更年期障害、月経異常

心療内科では、身体だけでなく心理・社会面も含めた全人的医療を提供し、患者さまの生活全体の質の向上を目指します。

  • 原因がわからない身体の不調が続いている
  • ストレスで胃や心臓が苦しい
  • 朝起きるのがつらく、会社や学校に行けない
  • 気分が沈みがちで、やる気が出ない
  • イライラしやすくなったり、不安感が強い
  • 頭痛・肩こり・めまいなどが頻繁に起こる
  • 病院で検査しても異常が見つからなかった

主な原因

心療内科を受診される方の多くは、ストレスが心と身体の両方に影響を与えている状態にあります。
例えば、職場や家庭での人間関係、過重な責任、不安定な生活環境などが積み重なることで、 自律神経のバランスが崩れ、身体に不調が現れることがあります。

また、ストレスだけでなく、過去のトラウマや環境の変化、性格的な傾向(我慢しやすい・責任感が強い など)も影響することがあり、 胃痛や頭痛、不眠、疲労感、動悸、息苦しさなどの症状となって現れることがあります。
このように身体の症状に心理的・社会的な背景が関わっていると考えられる場合、心療内科での診療が適しています。

治療方法

心療内科では、患者さまの生活背景やお悩み、身体の症状について総合的・統合的に診る全人的医療を行います。
その上で、必要に応じて下記のような方法で治療を行います。

  • 薬物療法: 不安やうつ症状に対して、必要最小限の薬を処方します。
  • 心理療法(カウンセリング): 医師による対話を通じて、考え方やストレスの受け止め方を整理していきます。
  • 生活指導: 睡眠・食事・運動など生活習慣の見直しや、ストレスとの付き合い方を一緒に考えます。
  • 他科との連携: 必要に応じて、内科・婦人科など他の専門科と連携した総合的な治療を行います。

「気のせいかも」「この程度で受診していいのか」と思われる方も多いですが、不調が続いている方はお一人で抱え込まず、心と身体のバランスが崩れる前に、早めにご相談いただくことが大切です。

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